3.苦しみの正体

 

苦しみはどこからくるのか

 

 

足りないから苦しい
いらないから苦しい

この当たり前を疑うことが何より大切です。
当たり前を疑った時、そこに欲があることに気が付きます。

欲しいから足りない。
離れて欲しいからいらない。

だとすれば、苦しみの原因は欲にあることが見えてきます。

欲はいけないことだと言っているのではありません。
修行僧のように一切の欲を我慢しなさいといっているのではないのです。
むしろその逆です。
我慢しているだけでは、実は常に欲がある状態はなんにも変わっていません。
欲をただ抑えこんでいる状態なのです。
それは、欲をただ隠しているだけなのです。
欲を、自分の汚さを見ることなく先には進めません。
「欲をなくしたい」というのも、またひとつの欲なのです。

大切なのは、欲から一歩身を引いてみること。
欲がどこから来ているのかを見つめることです。

欲を抑える力だけが大事なのではありません。

 

そもそも、欲しいと思うから
欲があるから、我慢しなければいけません。

欲しいと思うから、
欲があるから、手に入らない苦しみがあるのではないでしょうか?

 

 

 

 

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