霊性を高める。

なぜ霊性を高める必要があるのか?一言で言えば、思い煩わされることが少なくなり、生きるのが楽になるから。人間関係や仕事、人生や運勢がうまく回転し始めるから。

 

細かく言えば、

  • 腹が立たなくなる、不安に思うことが少なくなり感情が安定する。
  • ありのままの自分を受け入れられるようになる。懐が深くなり、器が大きくなる。
  • 自分や人を愛することが出来るようになる。
  • 人に優しく出来るようになり、物事に感謝できるようになる。
  • 人から信頼されるようになり、人への説得力が増す。
  • ひらめきや発想力が良くなり、職場や家庭などで良いアイデアが出せる。
  • 危険や事故などのアクシデントに遭いにくくなる。
  • 考え方がポジティブになり、嫌だなとか面倒だなと思うことが減る。
  • 病気になりにくくなる。感情が安定すると、免疫力や身体の機能恒常が高まって健康になる。
  • 霊性の低い人や障りの影響を受けにくくなる。霊的に強くなる。

 

◎以前は、ヨーガや禊祓いを唱えることや滝行,山篭り、神事を執する、つまり修行によって霊性を高めました。修行と言うのは努力とやる気次第の本人任せのところがあり、師匠は弟子を放ったらかしにして、誤った方向に行きそうなときだけ修正する。ところが今は放ったらかしだとほとんどの人が、途中で行き詰ってしまいます。

其処で今はどうしたら霊性が高まるのかを、本人の成長に合わせて、懇切丁寧に解説するようになりました。これも時代の流れかもしれません。自分で言うのもなんですが、面倒見が良くて我慢強い、優しい師匠なのですよ。

霊性の指導は本来密教なので、師匠と弟子(師弟)の一対一で教えることが基本です。このように大勢の人に教えるのは顕教と言って、皆さんの理解度の平均的なところを考えて説明しますので、解る人にとっては退屈かもしれませんが、其処は私の言葉の裏にある意味を考えるようにしてください。

 

◎仏の教え―――お釈迦様は城外の人々の生活を見て苦を感じ、この苦しみは何処から来るのか、どうしたら克服できるのか?と考えて出家した。

お釈迦様が見出した答えを簡単に言うと、照見 五蘊皆空 度一切苦厄です

 

  • 四苦八苦―――生老病死 愛別離苦 怨憎会苦 求不得苦 五取蘊苦(五陰情苦)4×9+8×9=108煩悩の数と一緒

全てに共通すること―――自分の思うとおりにしたいのに思うとおりにならない。―――欲―――インナーチャイルド,親の価値観、先祖の意識―――以前に描いた円の図

 

  • インナーチャイルド―――子供の意識―――自分の好きなことしかやらない、自分の嫌いなことはやらない,自分だけ見てもらいチヤホヤされたい,常に自分が一番でありたい,やりたいと思うと今すぐにやりたい、我慢できない,誰からも束縛や命令されたくない、自由で気ままでいたい

 

  • わがままで自己中心的―――やってもらって当たり前,良くしてもらって当たり前,私に逆らうとは何事だ,意見するとは何事だ,周りは全て自分に従い思い通りになる,独裁者,女王様タイプ

 

  • 人は元々無力―――一一人では何も出来ない恐い,誰かが傍にいてくれないと不安,誰かに見ていてもらいたい、もらえると安心,自分の存在に気付いてもらいたい気を遣ってもらいたい、無視されたくない,自分を優しく受けいれてもらいたい、認めてもらいたい―――自分を愛してもらいたい―――自分を嫌わないで欲しい―――傷付きたくない

 

  • 傷付きたくない―――傷付くことを恐れる―――人から悪く、低く見られる,思われることを恐れる―――悪く言われるとつらいので、予めそのように言われるのではないかと考えて、人から言われる前に言われるかもしれないと覚悟する。最悪の状況を想定して予防線を張っておく―――相手が自分を悪く考えているのではないかと妄想する~被害者意識―――どんどんそれが高じていくと、被害妄想から引きこもりになる~逃避、或いは攻撃的になる~やられる前にやる―――人からの自分に対する意識を悪いほうに悪いほうに考えるようになる―――思考がネガティブになる。

 

  • 思考がネガティブ―――考え方が悲観的になる―――消極的になり元気や意欲,やる気がなくなる、うつ病になる―――良い状況や相手に良くしてもらってもありがたいと思えない~自己中な意識が良くしてもらって当たり前と考える―――相手に感謝が出来ない―――相手を認められない~被害妄想も手伝って―――相手を非難する,相手を悪い者にする―――嫌われる―――恐れる―――被害妄想~負のスパイラル

 

  • 被害妄想~負のスパイラル―――悪いのは相手であって、少しも自分を悪く思いたくない―――自分の弱いところや至らないところ認められない,受け入れられない―――自分を愛することが出来ない―――自分を愛せない人は、他人を愛せない―――他人を愛せない人は、他人から愛されることはない

 

  • 根本にあるのが自己中心と無力―――自分を愛してもらって当然だ,自分を愛さなければならない,自分を愛さないとは何事だ―――自分は否定されるわけがない,自分を否定してはいけない,自分を否定するとは何事だ

 

  • 感情が不安定―――愛されていない(否定されている) と感じると―――つまり自分の思うとおりにならないと、不安や悲しみや怒りが湧く―――逆に言うと、不安や悲しみや怒りが湧いたときは、愛されたい言う気持ちが出てきたものと考える―――インナーチャイルドが出てきたこと

 

  • 霊性が下がる―――感情が不安定になると、インナーチャイルドが出てきます。インナーチャイルドは欲ですので、霊性の低い意識です。ですから感情が乱れるとインナーチャイルドがその人の中で旺盛となって、霊性を下げることになります。一生懸命修行をしても、怒ってばかりだと霊性は高まりません。

 

  • インナーチャイルドを見つける―――その存在に気が付く―――感情が乱れたとき―――思い通りに行かない―――自分は何をどうしたいのに適わないのか―――その基には愛されたい,認めてもらいたい,受け入れてもらいたいがあります。

 

  • 例を上げて考えます―――ある人、仮にNさんとしましょう。Nさんの親類の男性が病気になりました。医者も半分さじを投げてしまったような重い状態です。そこでその人は病人の奥さんにレメディーを薦めます。レメディーを飲んだ患者は次第に快方に向かいます。一安心したNさんは奥さんにホメオパシーの本を読ませようとしたり、勉強会に出席させようとしました。ところが奥さんは全然その気がありません。Nさんは『せっかく良くしてあげようとしているのに、何で言うことを聞かないのよ~』と怒り心頭。

 

  • 先ずNさんの乱れた感情は何?・・・怒り

Nさんの思い通りにしたいことは・・・奥さんにホメオパシーの勉強会に行かせたい,ホメオパシーの良さを理解させたい(表層)~この表層の意識だけを考えると、良いことをしていると感じます。これはインナーチャイルドが誤魔化そうとしています。―――自分が良いと考える価値観を奥さんに受け入れてもらいたい。(受け入れて当たり前)―――奥さんは言うことを聞かない、(受け入れてもらえない、否定された)―――思うとおりにならないので怒りが生じる。

 

  • 対処法―――感情が乱れたときに、まず冷静になり、客観的にことの内容を見つめて見ます。するとまっとうな大人の自分は乱れないので、この乱れはインナーチャイルドだと考え、自分の意識ではないとします。次にどのようなインナーチャイルドがいるのかを考えます。ここでは自分の価値観を相手に押し付けたいとするものです。価値観は人それぞれ皆違います。皆が自分と同じ考え方をしていると言うのは自己中な考え方です。人の価値観はそれぞれ違います。同じ人でも霊性が変わると価値観は変わります。

 

◎結論―――苦しみの元は自分の中にあります。外にあるのではなく、自分で苦しみを作っています―――苦しみから逃れたくて、解決法を外に求めているうちは、その苦しみから逃れることは出来ません―――病気も同じです―――自分で作ったものですから、人のせいにしてはいけません。