霊性について

 

ごあいさつ

 
このサイトは旧養生院ふるゆら.のHPをより詳しく説明・補完するために作りました。
特に 『霊性』 について解説することを目的にしています。

養生院ふるゆら.では、従来の医療では良くならない症状などで苦しまれている方の為に
身体の苦しみを “プラーナを修正する” という視点で説明することを試みました。

 

心身の状態にはプラーナが、
プラーナには意識が、
そして、意識には霊性が大きな影響を与えます。
これらは密接な関係を持っているのです。

 

しかし、霊性のの説明を文章で行うことは非常に難しいことです。
さらに、身体的な症状はもちろん、人間関係の苦しみや生きていく上での生き辛さなど
いのちに関わるすべての問題に霊性の学びは有効です。
それだけに、よりわかりやすい説明を求める声をたくさんいただきました。
無意識で霊性の必要性を感じていらっしゃる方が多いあらわれなのでしょう。
ありがたいことです。

 

ですので、無茶を承知で霊性の解説を私なりに試みました。

 

本来、霊性の学びは密教です。
密とは秘密の密です。
師から弟子へ一対一。
言葉ではなく、心と心の疎通を持って教えが受け継がれていくものです。
逆に、勉強会やセミナーなど多くの人の前で説明できるものを顕教といいます。
顕とは“あらわす”という意味です。

言葉で説明するものではないことをHPという文章で説明するのは不可能です。
まして、道の途上にある未熟な私にできることはしれています。
でも、未熟者だからこそお伝えできることもあるのではないかと思います。

 

将来に向け、未熟な私にも少しは上手く説明できるような成長もあるやもしれません。
その際は修正を重ねていくつもりではありますが、わかりにくいところは
どうか辛抱いただき、読み進めていただければ幸いです。

 

 

霊性を学ぶ意味

 
日本の自殺者数は3万人を超え、WHOによると世界では40秒に1人が自らを死に追いやっていると言います。
どうしてこんな苦しみの中に私たちは生きているのでしょう。

日常を振り返ってみれば、私たちの周りには人間関係の悩み
(上司や同僚・友人のみならず夫婦や親子関係においても・・・
いえ、より近い関係だからこそ「わかってもらえない」という苦しみは増すのかもしれません)。

思い通りにならない相手。
思い通りにならない自分。

そんな問題は大人に限らず子供たちにも及んでいます。
いじめや非行だけではなく、突然来る不登校。
私たちの日常はSOSに満ちているようです。

 

それらの問題はどこに根っこがあるのでしょう。
どうして私たちは苦しまなければならないのでしょう。

 

人は職業や肩書といった社会的地位や主義主張といった他者との比較を、衣服のように身にまとって暮らしています。
そんなものを頼らないと、自分を説明できないのです。
自分ではないものを自分だと、自分の価値だと感じているのです。
それらを剥ぎとったとき、自分には何が残されているのか。

どこから来て、どこへ行くのかという深い不安、根源的な自分の存在への不安を誰しもとらえられる一瞬があります。

 

私たちはずっと子どもの時から、この不穏な(解決しがたい)問いかけに答えることができずに、何かで誤魔化しながら生きているのです。

 

誰しもが肉眼で自分の顔を見ることは叶いません。
鏡を使って自分の顔を見ることはできますが、その実態は反射した光に過ぎません。

 

私たちは、実存する肉体としての私でさえ直接観ることはできないのです。
ましてや自分の存在する意味や価値、すべての命の真理など観ることは叶うはずがありません。

 

だから、私たちは人とかかわり、他者に自分の価値を投影して、自分を安心させようとしてきたのです。
ちょうど鏡を見るのに似ています。
他者が行う自分への評価や反応に、時に安心・慢心し、時に卑下したりするのです。

 

そして、その評価を巡って争いが起こったり、挙句誰もわかってくれないと引きこもってしまったりするのです。
世の中を限りあるパイの取り合いだと達観した気持になり、
勝者と敗者に分けることで世の中をまるで理解した気になってしまうのです。

 

大抵の人間関係の苦しみはここから始まります。

 

 

私たちは苦しめあう為に関わりあっているのではありません。
理解しあう為に、お互いが “自分の足で立てるようになる” 為に関わりあっているのです。

 

その関わりあいを縁と云います。

 

そしてその縁を活かすことが
生きることの意味を知ることに繋がります。
そして自分の人生を生きることに繋がるのです。

 

真に自分の人生を生きるということが、
まさしく霊性向上の第一歩なのです。

 

このHPをお読みいただいているのも何かの縁です。

 

すこしでも良いご縁になることをお祈りしています。

 

 

 

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